火災保険の乗り換え(見直し)完全ガイド|タイミング・手順・注意点を一覧解説

火災保険の乗り換え(見直し)完全ガイド|タイミング・手順・注意点を一覧解説
  • 火災保険は契約途中でも乗り換えられる?
  • 保険料を抑えたいけれど、補償が足りなくならないか心配

とお悩みではありませんか?

 

火災保険は契約期間の途中でも現在の契約を解約し、別の火災保険へ切り替えることが可能です。

 

ただし、新しい契約の補償開始前に現在の保険を解約すると、火災保険による補償がない期間が生じます。

 

反対に契約期間を重ねると補償が重複する可能性があり、同じ損害について実際の損害額を超えて保険金を受け取れるわけではありません。

 

この記事では、火災保険を乗り換えるタイミングや手順、途中解約時の返戻金、賃貸住宅で見直す際の注意点、無保険期間を防ぐ方法まで詳しく解説します。

 

「今の契約を続けるべきか」「どの補償を残せばよいか」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

井村FP
井村FP

火災保険は保険料だけで比較すると、必要な補償まで減らしてしまう可能性があるため、補償内容と家計負担の両面から考えることが大切です。

 

加入中の保険を続ける場合と乗り換える場合を比較しながら、自分に必要な補償や見直しのポイントをFPと一緒に整理しましょう。

この記事のポイント
  • 火災保険は契約期間の途中でも乗り換えられる
  • 満期・保険料の変化・引っ越しなどは見直しのタイミング
  • 保険料だけでなく、補償範囲・免責金額・特約まで比較する
  • 新契約の成立と補償開始日を確認してから旧契約を解約する
監修者「井村 那奈」

監修者井村 那奈ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。

この記事の目次

火災保険は契約途中でも乗り換え・見直しができる

火災保険は、契約期間の途中でも現在の契約を解約し、別の保険会社へ乗り換えることができます。

 

ただし、見直しの目的によっては、保険会社を変えずに契約内容を変更する方法でも対応できる場合があります。

 

ここからは、それぞれの違いと選び方を詳しく解説します。

  • 契約途中で火災保険を乗り換える場合の基本ルール
  • 乗り換え・契約内容の変更・更新の違い
  • 乗り換えと契約内容の変更を選ぶ基準

契約途中で火災保険を乗り換える場合の基本ルール

火災保険は、保険期間の途中でも現在の契約を解約し、新しい火災保険へ乗り換えられます。

 

ただし、解約日や必要書類、手続き方法は契約によって異なります。

 

乗り換える際は、新しい契約が成立していることと補償開始日を確認したうえで、現在の契約の解約日を決めることが重要です。

 

旧契約を先に解約すると、新契約の補償開始まで無保険となる可能性があります。補償を切らさないため、新旧契約の開始・終了時期を確認して切り替えましょう。

乗り換え・契約内容の変更・更新の違い

乗り換え・契約内容の変更・更新は、保険会社を変えるかどうかと、手続きを行うタイミングが異なります。

 

別の保険会社へ変更するのが「乗り換え」、同じ保険会社で補償や特約などを見直すのが「契約内容の変更」です。「更新」は、現在の契約が満期を迎える際に契約を継続する手続きです。

 

比較項目 保険会社 主なタイミング 主な手続き 比較できる範囲 手続きの負担
乗り換え 変更する 契約期間中・満期時 新契約の申込み・旧契約の解約 他社の商品も含めて比較できる 契約変更より増える場合がある
契約内容の変更 変更しない 契約期間中 現契約の変更手続き 現在の保険会社で変更できる範囲 乗り換えより抑えられる場合がある
更新 原則として変更しない 現契約の満期時 満期時の継続手続き 更新後の契約条件を確認する 契約によって異なる

※契約内容を変更できる範囲や具体的な手続きは、保険会社や契約条件によって異なります。

 

乗り換えと契約内容の変更を選ぶ基準

どちらを選ぶかは、保険料だけでなく、補償範囲・免責金額・特約・事故対応・手続きの負担まで比較して判断します。

 

現在の保険会社で必要な補償へ変更できる場合は、契約内容の変更だけで目的を達成できる可能性があります。

 

一方、現契約では希望する条件を選べない場合や、他社も含めて比較したい場合は乗り換えが選択肢になります。

比較項目 保険料 補償範囲 免責金額 特約 事故対応 手続きの負担
契約内容の変更で対応できるケース 補償や特約の見直しで負担を調整できる 現契約で必要な補償へ変更できる 現契約で希望する設定へ変更できる 必要な特約の追加・削除ができる 現在の事故受付や問い合わせ体制を継続したい できるだけ手続きを増やさず見直したい
乗り換えを検討するケース 他社も含めて保険料を比較したい 現契約では希望する補償を選べない 現契約では希望する設定を選べない 希望する特約を現契約では付けられない 他社の事故受付や問い合わせ体制も比較したい 手続きが増えても比較する範囲を広げたい

 

井村FP
井村FP

火災保険を見直したくても、契約内容の変更と他社への乗り換えのどちらが自分に合うのか判断しにくい場合は、FPに相談するのも一つの方法です。

 

現在の契約内容と住居条件をもとに、契約内容の変更と他社への乗り換えで保険料や補償がどのように変わるかをシミュレーションしながら相談しましょう。

火災保険を乗り換え・見直しするタイミング

火災保険は、満期・更新や住まい、生活状況が変わったタイミングで見直すと、現在の状況に合った契約か判断しやすくなります。

 

代表的なタイミングは、以下の3つです。

乗り換え・見直しするタイミング
  • 満期や契約更新が近づいたとき
  • 保険料が上がった、または補償内容が合わなくなったとき
  • 住宅購入・引っ越し・リフォームなど住まいが変わるとき

ここからは、火災保険の見直しを検討しやすい3つのタイミングを詳しく解説します。

満期や契約更新が近づいたとき

満期や契約更新が近づいたときは、火災保険を見直しやすいタイミングです。

 

更新案内が届いたら、更新後の保険料、補償内容、保険金額、免責金額、特約、自動継続の有無などを確認します。

 

他社への乗り換えを検討する場合も、保険料だけでなく補償条件をそろえて比較することが大切です。

 

満期直前では比較や申込みの時間が不足する可能性があるため、余裕を持って確認を始めましょう。

保険料が上がった、または補償内容が合わなくなったとき

保険料が上がった場合や、現在の生活状況に対して補償が不足・重複している場合も見直しのきっかけです。

 

建物・家財の保険金額に加え、水災補償、地震保険、各種特約などが住まいのリスクに合っているか確認します。

 

地震・噴火・津波を原因とする火災や損壊などは、原則として火災保険では補償されず、地震保険は火災保険に付帯して契約する仕組みです。

 

結婚や出産、子どもの独立、家財の購入・処分などで必要な補償が変わる場合もあります。

 

保険料の安さだけでなく、現在の生活に合った補償かを確認しましょう。

住宅購入・引っ越し・リフォームなど住まいが変わるとき

住宅購入や引っ越し、増改築・リフォームなどで住まいの状況が変わる場合は、火災保険の契約内容も確認が必要です。

 

所在地や建物の構造・用途、家財の置き場所などが変わると、契約変更や新規契約が必要になる場合があります。

 

引っ越しでは現在の契約を新居で継続できるか、増改築では建物の評価額や保険金額を見直す必要があるかを契約先へ確認します。

 

旧居と新居の補償時期も確認し、実際の住まいと契約内容にずれがない状態にしておくことが大切です。

井村FP
井村FP

更新や引っ越し、家族構成の変化が重なると、今の火災保険をそのまま続けるべきか自分だけでは判断しにくい場合があります。

 

住居や家族構成の変化を反映し、現在の契約を継続した場合と見直した場合の保険料や補償内容をシミュレーションしながら比較しましょう。

火災保険の見直しで比較するポイント|保険料と補償のバランスを確認

火災保険の見直しで比較するポイント

火災保険を見直す際は、保険料だけでなく、補償内容や契約条件まで含めて比較することが大切です。

火災保険の見直しで比較する4つのポイント
  • 建物・家財の補償範囲と保険金額
  • 特約の必要性と重複
  • 事故受付・保険金請求・問い合わせ体制
  • 保険料・免責金額・契約条件

現在の契約と乗り換え候補は、保険期間や補償内容、保険金額、特約などの条件をできるだけそろえて比較しましょう。

建物・家財の補償範囲と保険金額

火災保険では、建物と家財について、どのような事故が補償対象になるかを確認します。

 

火災のほか、風災・水災・雪災・水ぬれ・盗難・破損などは、契約するプランによって補償の有無や条件が異なります。

 

必要な補償を考える際は、建物の立地や構造、ハザードマップで確認できる災害リスク、所有する家財などを整理します。

 

建物と家財の保険金額も実態に合わせて確認すると、補償不足や必要以上の保険料負担を避けやすくなります。

特約の必要性と重複

特約は、現在の住環境で必要かどうかに加えて、ほかの保険と補償が重複していないか確認します。

 

たとえば個人賠償責任に関する補償は、自動車保険や傷害保険、家族が加入する保険などに含まれている場合があります。

 

同種の補償が重複していても、補償対象者や保険金額、補償範囲が異なることがあります。

 

特約名だけで判断せず、誰が・どの事故で・いくらまで補償されるかを確認したうえで整理しましょう。

事故受付・保険金請求・問い合わせ体制

事故が起きたときの連絡や保険金請求のしやすさも比較したいポイントです。

 

事故受付時間、電話・Web・アプリなどの連絡方法、保険金請求時の案内、問い合わせ窓口などを確認します。

 

代理店型とネット型では相談方法や手続きの進め方が異なる場合があるため、自分に必要なサポートの程度も判断材料になります。

保険料・免責金額・契約条件

費用を比較するときは、保険料だけでなく、免責金額や保険期間、支払方法なども確認します。

 

免責金額は事故時に契約者が自己負担する金額です。高く設定すると保険料を抑えられる商品もありますが、事故時の自己負担は増える場合があります。

 

一括払い・分割払いなどの支払方法や保険期間によって負担方法が異なる場合もあるため、事故時に負担できる金額と家計のバランスまで含めて比較しましょう。

井村FP
井村FP

保険料を下げるために補償や免責金額を調整すると、事故時の自己負担が増える場合があります。

 

必要な補償を残せるかを確認したうえで比較することが大切です。

賃貸住宅の火災保険を見直し・乗り換えするときのポイント

賃貸住宅の火災保険で確認したい3つの補償

賃貸住宅では、保険料だけでなく、賃貸借契約で求められている補償条件を満たせるか確認することが重要です。

見直し・乗り換えするときのポイント
  • 火災保険を自分で選べる条件を確認する
  • 賃貸住宅に必要な補償内容を確認する
  • 管理会社や貸主への確認事項を整理する

賃貸住宅では火災保険への加入が法令で一律に義務付けられているわけではありませんが、賃貸借契約の条件として加入を求められる場合があります。

火災保険を自分で選べる条件を確認する

火災保険を自分で選べるかは、賃貸借契約の条件によって異なります。

 

管理会社などから案内された保険以外を検討するときは、賃貸借契約書や入居時の案内を確認し、変更できるか確かめます。

 

自分で選べる場合も、必要な補償内容や保険金額、保険期間などの条件を満たしているか確認しましょう。

賃貸住宅に必要な補償内容を確認する

賃貸住宅では、家財補償に加え、借家人賠償責任や個人賠償責任の内容も確認します。

補償 主な役割 見直すときの確認点
家財補償 火災などで借主自身の家財に生じた損害に備える 所有する家財に対して保険金額が適切か
借家人賠償責任 借主が貸主に対して負う損害賠償責任に備える 貸主・管理会社が求める補償条件を満たしているか
個人賠償責任 日常生活の事故などで他人に対して負う損害賠償責任に備える ほかの保険や家族の契約と補償が重複していないか

保険料を抑える目的だけで必要な補償を外すと、事故時に十分な補償を受けられない可能性があります。

管理会社や貸主への確認事項を整理する

乗り換える前に、管理会社や貸主への連絡・承諾が必要か確認します。

 

他社の火災保険へ変更できるかだけでなく、補償内容・保険金額・保険期間・保険会社などに指定があるかも確認します。

 

加入証明書などの提出が必要な場合は、提出先・期限・方法も整理しておきましょう。

井村FP
井村FP

賃貸住宅では、契約上必要な補償と自分に必要な補償の両方を満たせるかを確認し、保険料とのバランスを比較しましょう。

火災保険の乗り換え手順|無保険期間を防ぐ5ステップ

火災保険を乗り換える5ステップ

火災保険を乗り換えるときは、旧契約を先に解約せず、新契約の成立と補償開始日を確認しながら進めることが重要です。

火災保険の乗り換え手順
  1. 現契約の内容と解約条件を確認する

  2. 必要な補償を決めて見積もりを比較する

  3. 新契約を申し込み補償開始日を確定する

  4. 新契約の成立後に旧契約を解約する

  5. 解約完了と新契約の内容を確認する

時期の目安 行うこと
満期日・解約希望日の約1か月前 現契約を確認し、必要な補償を整理して見積もりを比較する
乗り換え先を決めた後 新契約を申し込み、引受け結果と補償開始日を確認する
新契約の成立確認後 旧契約の解約手続きを行い、補償終了日を調整する
切り替え後 旧契約の解約完了と新契約の内容を確認する

※約1か月前は準備の目安です。申込みや解約に必要な期間は保険会社や契約条件によって異なります。

現契約の内容と解約条件を確認する

保険証券や契約者向けページで、満期日・補償内容・保険金額・免責金額・保険料・保険期間を確認します。

 

途中解約する場合は、解約返戻金の有無や計算方法、解約希望日までに必要な手続き・書類も確認しておくと、乗り換え後の負担を比較しやすくなります。

必要な補償を決めて見積もりを比較する

見積もりを取る前に、自宅に必要な補償条件を整理します。

 

自宅周辺の災害リスクや建物・家財の状況、家計から負担できる保険料を踏まえ、補償範囲や保険金額を考えます。

 

候補を比較するときは、保険金額・補償範囲・免責金額・特約・保険期間・支払方法などの条件をできるだけそろえましょう。

 

国土交通省・国土地理院のハザードマップポータルサイトでは、洪水・土砂災害・高潮・津波などの災害リスクを住所から確認できます。

 

※参考:ハザードマップポータルサイト|国土交通省・国土地理院

新契約を申し込み補償開始日を確定する

乗り換え先を決めたら、新契約を申し込み、契約の成立と補償開始日を確認します。

 

申込みを済ませただけで切り替えが完了したと判断せず、保険会社から届く契約成立の案内や契約内容を確認します。

 

所在地・建物構造・用途など、告知を求められた事項は事実に沿って申告する必要があります。

新契約の成立後に旧契約を解約する

火災保険は補償を切らさず乗り換える

旧契約の解約は、新契約が成立し、補償開始日を確認した後に進めます。

新旧契約の切り替えイメージ

新契約を申し込む

新契約の引受け結果・契約成立を確認

新契約の補償開始日を確定

旧契約の解約手続きを行う

旧契約の補償終了 / 新契約の補償開始

※補償の開始・終了となる日付や時刻の扱いは契約によって異なります。

 

重複期間が生じても、同じ損害について実際の損害額を超えて保険金を受け取れるわけではありません。

 

無保険期間だけでなく、不要な重複も避けることが大切です。

解約完了と新契約の内容を確認する

切り替え後は、旧契約の解約完了と新契約の内容をそれぞれ確認します。

 

旧契約では解約返戻金の有無や金額、入金時期、新契約では補償範囲・保険金額・免責金額・特約・補償開始日を確認します。

 

住宅ローンを利用している場合は、契約によって火災保険の継続や保険証券の提出が必要になる場合があるため、借入先への確認も必要です。

 

※参考:火災保険・地震保険のご案内|住宅金融支援機構

井村FP
井村FP

乗り換え前後の保険料だけでなく、解約返戻金や補償条件まで含めた実質的な負担を整理すると、乗り換えるメリットを判断しやすくなります。

火災保険を乗り換える際のデメリット・注意点

火災保険の乗り換えでは、途中解約や新契約への切り替えによって負担が増える場合があります。

デメリット・注意点
  • 解約返戻金が少なく総負担が増える場合がある
  • 新旧契約の期間がずれると無保険期間や二重加入が生じる
  • 新契約では補償範囲や支払条件が変わる場合がある

解約返戻金が少なく総負担が増える場合がある

途中解約しても、支払済み保険料が残りの期間に応じて単純な月割りで戻るとは限りません。

 

解約返戻金の計算方法は、商品や保険期間、保険料の払込方法などによって異なります。

 

旧契約の返戻金と新契約で支払う保険料を合わせて比較し、乗り換え後の実質的な負担を確認しましょう。

新旧契約の期間がずれると無保険期間や二重加入が生じる

旧契約を先に終了し、新契約の補償開始まで期間が空くと、その間に発生した事故は旧契約では補償されません。

 

反対に、新旧契約の補償期間が必要以上に重なると、その期間は両方の保険料を負担します。

 

新契約の補償開始日と旧契約の終了日を確認し、空白や不要な重複を防ぐことが重要です。

新契約では補償範囲や支払条件が変わる場合がある

新旧契約で補償範囲や保険金の支払条件が同じとは限りません。

 

同じ名称の補償でも、対象事故や免責事項、免責金額などは商品によって異なる場合があります。

 

地震保険は火災保険に付帯して契約する仕組みのため、火災保険を乗り換える場合は、地震保険の契約内容や補償開始日も確認しましょう。

井村FP
井村FP

保険料が下がっても、免責金額や補償範囲が変われば事故時の負担が増える場合があります。

 

乗り換え前後の条件をそろえて比較することが大切です。

火災保険の乗り換え・見直しに関するよくある質問

ここでは火災保険の乗り換え・見直しについて、よくある質問を解説します。

Q

火災保険の契約は新居へ引き継ぎできますか?

A

新居へ引き継げるかは、保険会社や契約条件によって異なります。

 

所在地・建物構造・用途・保険金額などが変わる場合は、契約変更や新規契約が必要になる可能性があります。

 

契約先へ新居の情報を伝え、旧居の補償終了日と新居の補償開始日も合わせて確認しましょう。

Q

火災保険の乗り換えにおすすめの会社はありますか?

A

すべての人に一律でおすすめできる保険会社はありません。

 

住居の条件や必要な補償によって適した契約は異なります。

 

保険料・補償範囲・保険金額・免責金額・特約・事故受付体制など、できるだけ条件をそろえて複数社を比較することが大切です。

Q

住宅ローン完済後も火災保険は必要ですか?

A

住宅ローンを完済しても、火災や自然災害による損害リスクがなくなるわけではありません。

 

完済後は、火災や風水害などで建物・家財に損害が生じた場合の修繕費や再取得費を自己資金でどこまで負担できるかを基準に判断します。

 

完済を機にすぐ解約するのではなく、現在の建物の状況や家計に合わせて補償内容と保険金額を見直しましょう。

井村FP
井村FP

一般論だけでは判断しにくい場合は、現在の保険証券や住居条件をもとに、自分の場合の保険料と必要な補償を整理すると判断しやすくなります。

まとめ|火災保険の見直しは補償を切らさない順序で進めよう

火災保険の見直し・乗り換えでは、必要な補償を切らさない順序で進めながら、現在の住まいや家計に合う契約かを確認することが大切です。

 

火災保険は契約途中でも見直せるため、満期や更新時期、保険料の変化、引っ越しなどをきっかけに、継続・契約変更・乗り換えを比較できます。

 

比較するときは、保険料だけでなく、補償範囲・保険金額・免責金額・特約・契約条件をできるだけそろえ、必要な補償が維持できるか確認しましょう。

 

まずは現在の保険証券や住居情報を用意し、補償内容や免責金額を変更した場合の保険料をシミュレーションすると、自分に合う見直し方を整理しやすくなります。

井村FP
井村FP

今の契約を続けるか乗り換えるか迷っている方は、必要な補償を残しながら家計に合う選択肢を比較してみましょう。

相談満足度・相談実績について、最新数値はこちらのページをご確認ください。